2018年度のSA体験記第2回は小林美南さんです。小林さんは2018年9月~2018年12月までアメリカのボストン大学に留学していました。
ボストンはアメリカでも有数の都市ですが自然もあり、治安も良く、とても暮らしやすい街でした。
私の住んでいた寮は比較的新しくて設備も良く、売店やスターバックス、ビュッフェ形式の食堂も備え付けられていました。寮があるのは、メジャーリーグのボストン・レッドソックスの球場の近くの栄えている場所で、少し歩くとショッピング街もあるので放課後や休日に気軽に買い物を楽しむことができました。
法政の学生はそれぞれ二人部屋に振り分けられ、私はフランス人の学生とルームメイトになりました。一緒に食堂で朝食を食べたり外食をしたり、彼女の誕生日を友人たちと祝ったりと、とても良好な関係を築いていました。彼女の友人のフランス人や他の法政の学生のルームメイトなど、ルームメイト以外にも外国人の友達ができ、同世代の外国人の友達がたくさんできるのは、寮暮らしの最大の利点だと感じました。
授業は毎日朝の9時から始まり、週に2回午後の授業もありました。最初のうちは現地での授業についていけるかが不安でしたが、3週間のプレプログラムもあったため、現地での環境や授業にも慣れ、授業についていけないこともなく、またレベル別にクラス分けされているので、自身の能力にあった授業を受けることができました。
同じように英語を学ぶ外国人のクラスメイトたちと、3カ月を過ごして課題に感じたことは、日本人のスピーキング力の弱さです。日本人は、文法やライティングなど他の国に比べて比較的得意に思いますが、英会話の中で黙ってしまうということも少なくありません。
対照的に、他の国のルームメイトたちは文法などは決して得意ではないものの、ちょっとした文法のミスや失敗を恐れずよく話す印象を受けました。
失敗を恐れず、積極的にコミュニケーションをとっていくことが留学生活を充実させ、英語を上達させる方法だと留学を通じて、一番学びました。