2年次に実施されるSAやSJで培われた異文化間のコミュニケーション力のみならず、それまでの本学・本学部における基礎的・専門的な学びを十全に活用し、海外のフィールドでより専門性の高い知識、研究手法、表現方法を習得することを目的に、2017年度より海外フィールドスクール(以下海外FS)を開講しています。
海外FSは、東・東南アジアをフィールドに開発と文化コース、芸術と文化コース(表象文化コース)、環境と文化コースの3つのコースで実施しています※。
コースの海外研修期間はいずれも夏休み期間に1週間~10日程度。これに加えて日本国内にて事前および事後研修があります。
具体的には地球規模問題(グローバル・イシュー)の分析力、課題発見/課題解決能力、異文化の中で表現する技能を養うことに主眼を置いています。日本と異なる環境で思考力や精神力を養い、多文化間での調査・実習や創作活動への取り組みを通して、サステイナブルな社会を構築できる自律的・利他的な人材育成を目指しています。
※ 年度毎に開講コースが変わります。2019年度は、開発と文化コース、環境と文化コースが開講されました。
開発と文化コースの様子(ラオス)※2019年度実施
指導教員:松本 悟教授
芸術コースの様子(タイ)※2017年度実施
指導教員:稲垣 立男教授
環境と文化コースの様子(タイ)※2019年度実施
指導教員:島野 智之教授