第7回は、鳥居 大誠さんのSA体験記です。
鳥居さんは、2018年8月~12月までアメリカのミシガン州立大学に留学していました。
海外旅行が大好きな私は、中学生の頃からずっと留学に憧れていました。まさに国際文化の観点で世の中を見てみたいという理由から、この学部を志望し、アメリカ・ミシガン州立大学へ留学をしました。
クラス、ホームステイ、放課後などは英語を使い生活をする日々でした。しかし、子供の頃に想像していた華やかな留学生活は一向に始まりませんでした。海外旅行に数週間行くのと、海外に住むのでは勝手が違ったのです。
生活環境やクラスメイトとの価値観の違いなどから心に負担を感じてしまうのが現実です。
海外で勉強をしてみたいなと「留学」の二文字を外から眺めていた時とは違い、実際に現地に立って、よりいろんなものに密に関わることは、精神的な緊張を引き起こし、時に関わったもの全てが嫌になる瞬間が訪れます。
しかし、それは未知の知に触れるという事であって、この経験を通じて自分自身が成長していると実感しています。それに気づくかどうかがこの留学での醍醐味かもしれません。
そしてそれは、自分の将来に必ず役に立つでしょう。
現地での一日の流れは基本決まっています。朝8時から2時間授業が2回続き、お昼を挟んで1コマ授業を受けます。宿題は想像以上の量が出て、それをしていると1日が終わります。
クラスは最初にある試験で振り分けられ、試験は一週間の中で何度もあります。
アメリカで留学が楽しくなった切っ掛けは良い友人に巡り合えたことです。私は基本アメリカでできた友人と毎日を楽しく過ごしました。
一緒にご飯を作り、食べ、遊び、勉強をし、新しい英単語やその使い方・正しい発音の仕方やスラング等を教えてもらうことで、留学中の日常の中でもっと学びたいという自主的な意欲に溢れていきました。