第6回は、嶋田 結さんのSA体験記です。
嶋田さんは2018年9月~2019年1月まで中国の上海外国語大学に留学していました。
中国へのSAを決めた理由は、英語以外の言語をもう一つ在学中に習得したかったためです。高校から中国語を勉強していたものの、高校では英語がメインだったため、入学時の中国語のレベルは高くはなくて、留学前は不安でいっぱいでした。
上海外国語大学ではクラス分けが7クラスととても細かいため、自分のレベルに合った授業が受けられます。授業はすべて中国語ですが、クラスには様々な国から学生がきていて、休み時間は様々な言語が飛び交います。
また、一日の授業は2~3コマのみで、ほとんどの授業が午前中に終わります。選択授業では、HSKなどの中国語検定に関わるものから、太極拳、切り絵の授業など、中国文化についても勉強することができます。
上海外国語大学では中間テストと期末テストがあります。授業内容からの出題がほとんどのため、日ごろから復習予習をきちんとしていれば、単位の修得には問題ありません。
大学がある上海市虹口地区は、日本とゆかりの深い場所で、中心街からも近く、とても暮らしやすいエリアです。近くには大きな公園もあり、中国ならではの太極拳や公園踊りをしているおじいちゃんたちを横目にランニングするのが楽しかったです。
SA中国では上記のような素敵な環境の元、クラスメイトや現地の人との交流を通して、中国文化のみならず、様々な国の文化、そして日本文化を見つめなおす機会が沢山ありました。
また、休み時間もいろいろなバックグラウンドを持ったクラスの子を話すことで、沢山の発見が得られました。
語学力の向上はもちろん、様々な経験を得られたこの4か月間は私にとって本当にかけがえのないものになりました。