「国際文化学部のSA(スタディ・アブロード)プログラム中、各留学先ではどのような勉強をしているのだろう?」と気になっていた高校生の皆さん、お待たせいたしました。
2017年度SA参加者の留学先時間割を、2回に分けてご紹介いたします!
SA参加年度や受講クラスによって内容が異なる場合もありますが、SAの雰囲気を感じていただけますと幸いです。
時間割や回答を提供してくださったのは、2018年度国際文化学部パンフレット「SA体験記」執筆者の皆さん。前編では、SA英語圏(カナダ)・ヨーク大学参加者の細井さん、SAスイス・ザンクトガレン大学参加者の安井さん、SAフランス・西部カトリック大学参加者の川名さんにご協力いただきました。
SA英語圏(カナダ):ヨーク大学
4技能(読む・書く・話す・聴く)の力を総合的に伸ばすような活動が1コマの中で行われる授業でした。クラスのレベルや先生によって内容は様々で、毎日違うことを学びました。
||| 例えば |||
・あるテーマについて作文し、書き終えた内容について口頭で発表する。
・事前にリーディングの予習用課題に取り組み、授業中はその課題で述べられていた
内容についてのディスカッションや、関連するテーマの聴解問題に挑戦する。
レベルごとに用意されたいくつかの選択肢の中から、自身の希望するものを選んで受講できるのが「セミナー授業」でした。
授業は、様々な分野(リーディング・リスニング・文法・IELTS対策等)やテーマ(ビジネス・カルチャー等)の中から選ぶことができ、申し込みは先着順でした。
SAスイス:ザンクトガレン大学
スイスだけでなく、ドイツの話題も取り上げられたりしました。
新聞記事のテーマは
「多くの日本人が暮らす
ドイツの都市・デュッセルドルフの寿司食べ放題サービス」
「日本の店と同様の設備・サービスが整っている
ドイツのラーメンショップ」等。
・ドイツ語圏の文化について資料を読み、日本の場合はどうか、意見を述べる。
SAフランス:西部カトリック大学
先生によって内容が異なり様々な活動があったので、内容を一般化するのが難しいのですが・・・。
例えば、4年に1回開催されるボート大会に関する新聞記事を読んで、その内容について感想を発表したりしました。フランス大統領選挙が話題になっていたことから、「政治の仕組み」がテーマとなった日もありました。
先生があるテーマについてフランスの事情について解説をしてくださった後、留学生が自分の出身地の事情について話すような授業でした。 取り上げられたテーマとしては、地理・社会福祉・行事・習慣・食文化・医療システムなどがありました。
留学先の文化と日本の文化を比較する授業が、複数のSA先で実施されていることがわかりました。留学先の諸事情について学びながら、日本の事情についても関心を持って情報を集め、それぞれについての自身の意見などまとめておくと、留学先でより深い議論ができるかもしれませんね。
後編では、SAロシア・SA中国・SAスペイン・SA韓国の時間割をご紹介します!