国際文化学部の留学(SAプログラム) -導入編-

国際文化学部の特徴といえば、2年次に海外の教育機関に留学する「SA(スタディ・アブロード・プログラム)」です。また、留学生の場合は「SJ(スタディ・ジャパン・プログラム)」に参加します。
これから導入編、準備編、勉強編、旅行などのアクティビティ編の4回のシリーズに分けて、
国際文化学部のSAプログラムについて紹介します。
まず最初に、SAプログラムの概要とSA英語圏の滞在先(宿泊形態)について紹介します。

SAプログラムとは?

語学力の向上と異文化理解を深めることを目的としており、2年次の秋学期に実施されます。
期間はSA先によって異なりますが、長期SAの場合は3~5ヵ月、短期SA(ボストン大学 夏期)は1ヵ月です。

SAプログラムの特徴

1.SAで修得した単位が卒業所要単位に含まれる
長期SAの場合は16単位、短期SA(ボストン大学 夏期)の場合は4単位を修得することができます。これらの単位は卒業所要単位に含まれます。

2.諸外国語圏に留学できる
一般的に諸外国語圏は英語圏に比べ、協定校や手続きなどの関係で個人で留学するのが難しいと言われています。
そのため、フランスやスイス(ドイツ語圏SA先)などの諸外国語圏に留学できることは、SAプログラムの大きな強みです。

3.国際交流課のサポート
個人で留学の手続きを行うのはなかなか大変です。 国によっては学生ビザを取得しなければなりません。
しかし、SAプログラムでは、国際交流課が留学先への申込書類の作成やビザ取得などの手続きをサポートします。
そのため、安心して準備を進めることができます。

SA先一覧(2017年1月現在。変更される場合もあります。)

英語圏
アメリカ・・・ボストン大学(夏期と長期)、ミシガン州立大学、カリフォルニア大学デイヴィス校

カナダ・・・ヨーク大学、ブロック大学、トレント大学

イギリス・・・リーズ大学、シェフィールド大学

オーストラリア・・・モナシュ大学

諸外国語圏
フランス・・・西部カトリック大学

スイス(ドイツ語圏SA先)・・・ザンクトガレン大学 

スペイン・・・バルセロナ大学

ロシア・・・サンクト・ペテルブルク国立大学、ペテルブルグ国立交通工科大学

中国・・・上海外国語大学

韓国・・・韓国外国語大学

詳しくは、こちらのSA先大学紹介をご覧ください。
  http://www.hosei.ac.jp/kokusai/ryugaku/daigaku.html 「法政大学国際文化学部公式サイト」

SAの流れ

※1 諸外国語圏の場合は、4月にSA先が決定します。
ただし、ロシアの場合は大学が2校ありますので、11月にSA先が決定します。

※2 英語圏の場合、留学先の受入人数に制限があるため、希望が集中したSA先は人数の調整が行われます。
調整は1年次の7月または8月に実施される「TOEIC-IP」、1年次春学期の英語の成績、希望等により行われます。

※3 SA先がボストン大学(夏期)の滞在時期および期間は、8月~9月の1ヶ月間です。

英語圏向け SA滞在先(宿泊形態)ガイド

ここまでの説明で、SA先の中でも英語圏(アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス)は、選択肢の幅が広いと感じたと思います。 そこで、SA先で英語圏を選ぶ時に、最も気になる滞在先(宿泊形態)について紹介します。

ホームステイor学生寮

SAの滞在先(宿泊形態)は、ホームステイ、学生寮などです。
それぞれで過ごし方などが異なるため、メリットとデメリットをあげながら特徴を紹介します。

☆ホームステイ
ステイ先の家庭に滞在。
一人部屋が割り当てられる場合が多い。

メリット
ホストファミリーと会話することが多いので、英語をよく使う。
現地の家庭生活を体験できる。

デメリット
家庭の食事や文化が合わない場合がある。
留学生の扱いに差がある。

☆学生寮
主に大学付属の学生寮に滞在。
ルームシェアまたは一人部屋。
食事は、自炊するところもあれば食堂で食べられるところもある。

メリット
現地の学生や他国の留学生との交流を持てる。
大学や図書館との距離が近く、移動が簡単。

デメリット
周りの部屋がうるさく、勉強に集中できない時がある。
学生寮でも一人部屋の場合は、自分から積極的に寮生に話しかけないと仲が深まらない。

トレント大学の学生寮 食堂の様子

トレント大学 学生寮周辺の様子

国際文化学部のSA留学に関するリンクです。ぜひ、こちらもご覧ください。 http://www.hosei.ac.jp/kokusai/ryugaku/index.html

今回は、SAについての概要と英語圏向けの滞在先(宿泊形態)について紹介しました。
第2回では、SAまでの準備について説明します!

(執筆:3年 古池)

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