国際文化学部の留学(SAプログラム)~準備編~

国際文化学部の留学(SAプログラム)準備編

国際文化学部SAプログラム第2段は準備編です。ここでは留学までの様々な動きを3つの時期に分けてご紹介します。

留学までの流れ

大学1年生(4月~)

この時期に必要なことは「SA先の大学・都市を知ること」です。4月の入学後すぐにSA総合ガイダンス・SA英語圏ガイダンス・SA先別ガイダンスの実施、そしてSA先希望登録と駆け足で進んでいきます。SA先別ガイダンスは、先輩たちから大学での授業や生活の様子などを聞くことができ、各留学先の特徴を知る重要な機会となっています。ぜひ先輩たちに積極的に質問をしてSA先希望を決定する上での参考にしてください。

SA先希望登録によって、英語圏か諸外国語圏のどちらかに留学するかが決定されます。英語圏の留学先を選択した人は英語圏への留学が決まります。一方諸外国語圏の留学先を選択した人は原則この時点で希望の大学への留学が決定します。(ただしロシアは英語圏と同じく9月に最終希望を提出します。)

留学先にはどのような大学があるのか前もって見ておくとガイダンスでも動きやすくなります。
おすすめとして以下の2つのページを挙げます。SAにかかる費用に関するページもありますので参考にしてください。(年により費用は変動します。)
国際文化学部公式HPの留学に関するページ
http://www.hosei.ac.jp/kokusai/ryugaku/index.html
グローバル教育センターHP 国際文化のSAガイドを閲覧できます。
http://www.global.hosei.ac.jp/SAguide/index.html

留学先決定頃(7月~)

7月、もしくは8月にTOEIC-IPが実施されます。英語圏の留学先を決定する際、ある大学に希望者が集中した場合にはこのテストの結果と、一年春学期の英語の成績によって人数の調整が行われます。自身の英語のスキルを磨いておくことは勿論ですが、TOEIC-IPがどのような形式で出題されるのか把握しておくこともおすすめです。

英語圏、SAロシアの留学先決定は11月です。しばらく留学に関する説明会はありませんが、入学願書などの重要な書類提出もありますので、SA課からの連絡はこまめにチェックしています。

大学2年生(4月~)

3月~4月にはビザの取得に関する説明会や、6月に留学費用の通知、7月には全体での危機管理ガイダンスが行われるなど、留学への準備が本格的に動き始めます。

また、この時期になると留学への荷物の準備も少しずつ進められていくかと思います。今回は疑問として挙がりやすいクレジットカードについて以下にまとめました。

留学に必要な手続きは留学先によっても異なります。SA担当から必要な書類や手続きについて連絡がありますのできちんと確認をしています。

留学前に観るべき映画5選

留学生活は、実際に経験してみないと 想像できないようなことが 沢山あります。
少しでも、留学とはどういった ものなのかが伝わる ように今回、
学生広報委員の内山が選ぶ5本 紹介します。

1.スパニッシュ・アパートメント(L’Auberge Espagnole, 2002)

監督:セドリック・クラピシュ 
出演:ロマン・デュリス、 オドレイ・トトゥetc

留学映画の最高傑作。 特に留学は寮に滞在 したいと考えている方は 必見の作品だ。 フランスからスペインの バルセロナに留学しに来た 青年グザヴィエが、 イタリアやドイツ、 デンマーク等からやってきた 留学生達が共同生活する アパートで暮らし始めるという内容。 国籍も違えば、 文化も違う。 授業も、スペイン語での 講義かと思いきや、 カタルーニャ語での 授業だったりと問題も 多発する。 人種の坩堝の中で、 異文化コミュニケーションを 深めていき、 留学という経験を より高いレベルに持って行く 主人公の様子を観たら、 きっと一歩海外に踏み出す 勇気が湧くはず。 留学直前にこそ観て欲しい作品。

2.ズートピア (Zootopia, 2016)

監督:リッチ・ムーア、 バイロン・ハワード、 ジャレド・ブッシュ 
出演:ジニファー・グッドウィン ジェイソン・ベイトマンetc

 「今いる場所が嫌だから 留学したい」 と考えている方は いないだろうか? 「アメリカはクール! フランスはオシャレ! だから行ってみたい」 と思い留学を計画している 方はいないだろうか? 

そういった方にこそ、 このディズニー・ アニメーションをご覧頂きたい。 本作の主人公 うさぎのジュディは、 田舎の狭いコミュニティに 嫌気が差し、都会である ズートピアで警察官 として活躍しようと夢見ている。 ズートピアはクールで 優しい動物も多いに違いない と思い、いざ行ってみると、 アパートはボロボロで、 職場では差別を受けたりする。 理想と現実のギャップに 苦しみながら前へ進もうとする 話だ。

実際の留学も同様に、 留学先の人々が 全員優しいとは限らない。 自分の常識が留学先の 非常識だったりすることも 多々ある。 その中で、妥協点を見つけていき 自分を磨いていくことこそ 留学の醍醐味であり、 それがまさに「ズートピア」 で描かれているのだ。

3.ブルックリン(Brooklyn, 2015)

監督:ジョン・クローリー 
出演:シアーシャ・ローナン、 ジュリー・ウォルターズetc 

留学後の心理的変化について 留学経験者の口から語られることは なかなかない。 留学を終えると、どのような 感情が生まれ、人生にどのように 影響を与えるのか。 その一つの例を示した作品が 「ブルックリン」である。 アイルランドの片田舎から、 ニューヨーク・ブルックリンに 移住した少女の物語である。 本作では、移住先の ニューヨークで 文化的違い、訛りによる差別 を少女が克服していく様子が 描かれており、 最初は弱々しい少女が 物語終盤ではたくましく 成長していくので、 まさに留学生活そのもの の心情変化がここにある。 

しかし、それだけなら 「スパニッシュ・アパートメント」 を観れば良いのですが、 本作が面白いところは、 丁度本学部の3年生、4年生時の 心情を代弁しているところにある。 執筆者の内山も含め、 多くの留学生が留学を 終えると、数々の苦難を乗り越えた 優越感に浸り、 留学先を愛し過ぎてしまう。 いわゆる「外国かぶれ」な状況に陥り、 日本文化を軽視しがちになる。 結果として、帰国後日本の 文化に馴染むのに 時間がかかってしまう。 それを「ブルックリン」でも 演出しているのだ。 ブルックリン生活にも慣れ、 久しぶりに故郷アイルランドに 少女が帰ってくる描写がある。 故郷の人々の暮らしを 見下し、ブルックリン流の 生活を故郷に 見せつけることで優越感に 浸る少女だったが、 段々周囲の冷たい視線によって 我に返り、アイルランドとブルックリン、二つの アイデンティティを確立しようとしていくのだ。

国際文化学部の学生も 留学を終えて、本作の 主人公のように 2つのアイデンティティを確立しようとします。 留学後の心のゆらぎを 知る上でオススメな一本です。

4.ナオト・インティライミ冒険記  旅歌ダイアリー(2013)

監督:石田雄介
出演:ナオト・インティライミ

日本を代表とする シンガーソングライターの ナオト・インティライミが コロンビアやエチオピア、 カリブ海と世界を渡り歩き、 楽曲を作るまでを追った ドキュメンタリー。 留学体験者等から聞く 異文化体験エピソードは、 確かに面白いのだが、 留学はもちろん、 海外旅行をしたことのない 人にとっては未知なる世界。

本作は、ナオト・インティライミ が実際にスペイン語や ボディ・ランゲージを 使って現地人と コミュニケーションを 行う様子を観ることができる。 特に執筆者の内山が観て、 感銘を受けたシーンは、 コロンビアのライブ会場 でのエピソードだ。 知人である アンドレス・セペーダの ライブを観ようと会場に 来たはいいが、 警備員に入場を 止められてしまう。 説得しようとも、 なかなかゲートを 通してもらえない。 そこで諦めずに、 つたない語学力を駆使して セペーダと再開する ナオト・インティライミの 奮闘シーンが 本作を観た当時、 留学前だった私を 勇気づけました。

5.メッセージ(ARRIVAL, 2016)

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス、 ジェレミー・レナーetc

日本公開は2017年5月と 先の作品ですが紹介。 本作は、特にフランスや スペイン、中国等 英語圏以外の留学を 考えている方に観て頂きたい作品だ。 何故ならば、今まで接してきたことの ない言葉を習得するとは どういったことかを繊細に描いている からである。 ストーリーは、ある日 地球に宇宙人がやってきて、 言語学者が宇宙人の 言葉を解読しようとするもの。 多くの人は、 フランス語やスペイン語、中国語 といった第二外国語は 大学に入ってから初めて接する であろう。 そういった第二外国語に 接し始めて間もない頃は、 活用が多かったり、文法が英語や 日本語とは全く異なり苦戦、 発音もなかなか綺麗には 発せず悶々とすることもあるでしょう。 この映画も、始めのうちは 全く宇宙人と会話が通じず 主人公達は悩みます。 しかし、段々と宇宙人の言葉を 身につけてきて会話が出来る ようになると、今まで見えてこなかった 景色が見えてくる。 よく、「言葉は思考を司る」と 言われるが、まさに本作では、 宇宙人の言葉をマスターすることで 自分の新しいモノの捉え方が 見えてくる様子が描かれており、 第二外国語を学ぶとはどういうことか を感じ取ることが出来る作品となっている。

最後に…

今回は準備編ということで、留学までの準備の説明と、留学に関するおすすめの映画のご紹介をしました。
次回は留学中の勉学についての記事を挙げますのでお楽しみに!

(執筆者:小田、内山)

Uncategorized
2 comments to “国際文化学部の留学(SAプログラム)~準備編~”
  1. はじめまして。
    なかなかステキな映画を選ばれてますね!
    フランス映画の「最高の花婿」もおすすめですよ。

  2. ご返信が遅くなりまして、失礼いたしました・・・。学生委員渾身のセレクトに、お褒めのお言葉を、ありがとうございます!お薦め映画もお教えくださり、ありがとうございます。

コメントを残す