SA体験記(ヨーク大学)

第六弾は、野口 爽さんのSA体験記です。
野口さんは2017年8月~12月までカナダのヨーク大学に留学していました。

野口さんのSA体験記は2019年度の国際文化学部パンフレットにも掲載されていますが、紙面の都合上、学部パンフレットでは掲載しきれなかった体験記や写真をさらに加えてご紹介します!

綿密な授業と実践的な英語スキル。これが、私がヨーク大学を選んだ理由です。ヨークはカナダのSA先の中で最も都市部に近く、多くの国や文化を背景とする人々が隣り合って生活しています。学校の授業では英文法はもちろんのこと、長いリスニングやその要約などを行います。また、アカデミックな論文の構成やグループや個人によるプレゼンテーション、ディベートなどもあり、あらゆる角度から英語のスキルを磨いていきます。これらの力は帰国後の学生生活で、さらには卒業後の社会でも役に立つと強く実感しています。

授業外の時間は英語を身につける上でさらに大切でした。大学内の図書館で異なる国々の仲間たちと課題をこなしたり、外でお昼を食べていれば一緒にバスケをしないかと誘われたり、ジムに行けば毎週のように開催されているサッカーのミニゲームに参加してみたり、ある人は多国籍な音楽バンドに入ったりと、多くの課外活動や遊びの中で自身の語学力の成長を感じることもできます。

特に私は州規模のハンドボールのチームに参加し毎週練習に通い詰めたり、国外の大会に参加したりと非常に濃い留学生活を送ることができました。このチームの中で10カ国以上の人々と友達になり、英語を学ぶ最高の機会となりました。こうしたスポーツチームや団体、イベントにあふれているのも大都市トロントに位置するヨークの魅力です。ヨークでの授業はとても濃く、ホームワークも多いですが、4ヶ月という短い期間の中で将来に役立つ経験を多く培うことができました。

2018年度, SA(Study Abroad)